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ナンプレの難易度はどう決まるか

ヒント数字が少ないほど難しい、とよく思われています。あまり当てになる目安ではありません。問題を難しくするのは避けて通れない一番難しい一手で、ヒント数字の数が同じ二つの問題がまったく違う手を求めることもあります。

ヒント数字の数では見分けにくい理由

難易度ごとに60問ずつ作り、ヒント数字を数えました。むずかしいは24〜27個、とてもむずかしいは22〜26個でした。二つの範囲は重なっています。ヒント数字25個の問題はどちらでもありえて、数だけでは分かりません。

下限もあります。答えが一つだけのナンプレにはヒント数字が最低17個要ります。これは2012年に、コンピューターですべての場合を調べ尽くして証明されました。数字を一つずつ消して作る問題は、そこまではほとんど下がりません。そのため20個台半ばから下では、ヒント数字の数はもう減らないのに難易度は上がり続けます。

代わりに何を測っているか

新しい問題はすべて、ヒントを出すのと同じエンジンが一度解いてみます。丁寧な人のように解きます。一手ごとに一番やさしい手筋から試し、やさしいものが一つも使えないときだけ難しい手筋に進みます。その解き方で必要だった一番難しい手筋が難易度です。

難易度新しく使う手筋 · 実測したヒント数字の数
やさしい裸の単数 · 44個
ふつう隠れ単数(ブロック)、隠れ単数(行・列) · 30個前後
むずかしい裸のペア、隠れペア · 24〜27個
とてもむずかしいポインティングペア、ボックス/ライン削減、裸のトリプル、隠れトリプル · 22〜26個
エキスパートX-Wing、Y-Wing、シンプルカラーリング、Swordfish · 22〜26個

上の難易度は下の難易度をすべて含みます。エキスパートの問題でも、途中では単数やペアを使います。一番上に押し上げるのは、その中の一番難しい一手です。

難しい問題を実際に決めた手筋

同じ60問で、問題ごとに一番難しかった一手が何だったかも記録しました。とてもむずかしいでは60問のうち41問をポインティングペアが、14問をボックス/ライン削減が決め、残りはトリプルと隠れペアでした。エキスパートではシンプルカラーリングが34問、Y-Wingが26問でした。X-WingとSwordfishもこの難易度に入りますが、その60問で決め手になったことは一度もありませんでした。

ですから、とてもむずかしいが壁に感じられたら、まずポインティングペアを覚えるのがおすすめです。エキスパートでは、魚の形を探すよりも、候補が二つだけのマスを鎖のようにたどる練習のほうが役に立ちます。

どの難易度でも当てずっぽうは要りません

エンジンが13の手筋で最後まで解けなかった問題は捨てて、作り直します。だからヒントは次の一手の手筋の名前をいつでも言えますし、ここにある問題はどれも試行錯誤を必要としません。

画面に出る難易度は、選んだものではなく測ったものです。とてもむずかしいとして作った問題がペアまでで解けるなら、むずかしいと表示されます。

かかった時間は難易度に入れません。同じ問題を10分で解く人も40分かかる人もいますが、その問題が求める手は同じです。

難易度